自覚症状が出にくいトリコモナスに男女ともに注意!

2020年04月09日

トリコモナスも性感染症の一種です。性感染症の多くは、目立った症状が表れにくいのが特徴です。この性感染症はトリコモナス菌という非常に小さな虫が、性器の中に入り込むことが原因で引き起こされます。女性がかかる性感染症の中でもかかるリスクが高い病気の一種です。トリコモナスの特徴は、男性よりも女性に強い自覚症状が表れやすいことです。

他の感染症に関しては、女性よりも男性に症状が強く出ることが多いのですが、トリコモナスに関してはその逆です。トリコモナスに感染してしまうと、HIVや骨盤内感染症のリスクが高くなるだけでなく、早産や前期破水といった妊娠時の異常にもつながることがあるので注意が必要です。感染経路は性交渉やオーラルセックスです。

しかし、セックスの経験がない女性や幼児にも発症することから、入浴や便器の共有といった家庭内での感染リスクがあることも覚えておきましょう。トリコモナスに感染していることに気が付かないと、性交渉の相手だけでなく家族にまで感染を広げることになるので早めの対策が必要です。

もちろん、感染する前に予防対策を取ることも重要となります。性感染症の多くは若年層を中心とした比較的若い世代に患者が多いのに対して、トリコモナスは中高年にも多いのが特徴です。男女共に自覚症状が表れにくいので、その原因に心当たりがないことが少なくありません。もし感染してしまったら、早めに検査を受けて適切な治療を受けることをおすすめします。

トリコモナスの主な症状としては、男性の場合尿道を中心に症状が表れます。しかし、自覚症状がないことがほとんどのため、感染していることに気が付かない男性が少なくありません。たとえ、自覚症状がなかったとしてもパートナーがトリコモナスに感染していたら、検査を受けて治療する必要があるでしょう。

女性の場合は、男性よりも症状が表れやすいと言われています。主な症状としてはおりものがいつもより多量である、色が黄色っぽいといったおりものの異常です。また、膣の部分に炎症がみられる、膣やおりものから異臭がすることがあります。

おりものや膣の異常を感じることができたら、早めに検査を受けましょう。トリコモナスは幅広い年齢に感染するリスクが高いので、日頃から予防を意識することが大切です。そのために欠かせないのが定期的な検査です。予防にもつながるので、定期的に検査を受けて感染の有無を調べておきましょう。早期発見できれば感染拡大を防げるようにもなります。