クラミジアになった心当たりがない・・・、意外な感染経路とは

2019年12月02日
多様な薬と瓶

クラミジア感染症は、クラミジアなどの菌に感染することで起こりやすくなります。クラミジアをはじめ、淋病などは性病として知られており、男性も女性も主に性交渉で移ると言われています。この性感染症にかかってしまったときは、自分にその心当たりないと思う人も少なくありません。

しかし、よく考えてみると思い当たる節があるはずです。クラミジアの感染経路としては、性器同士が触れあうことで、男性の尿道と女性の子宮頸管に感染しやすくなります。また、性交渉といっても、性器同士を触れあうだけでなく、オーラルセックスやアナルセックスでも感染することがあることをよく覚えておきましょう。

クラミジア感染症は精液だけでなく、膣分泌物や血液、唾液といった相手の体液に直接触れることがあると、感染しやすくなります。たとえば、風俗店に行く機会が多い人も要注意です。風俗店では性行為を行うことは禁止されていますが、オーラルセックスが行われているところが少なくありません。そのため、唾液を通じてクラミジア感染症のリスクが高まりやすいのです。

その場合、咽頭や直腸に菌が感染してしまって、クラミジア感染症が起こりやすくなります。他にも、クラミジアに感染した分泌物が目に付着することで、結膜炎を発症することがありますが、これも感染症による症状です。咽頭に感染した場合は、原因菌が耳に入ってしまうため、中耳炎を引き起こすようになります。

クラミジア感染症の原因菌はもともと弱い菌であり、外に出ると長い時間生きられないのが特徴です。そのため、相手の体液をじかに受けるような行為を行わない限りは、感染しないと言われています。

たとえば、銭湯や温泉での入浴や公衆トイレの利用、スポーツクラブのタオルなどを使っても、直接体液に触れるわけではないので、感染経路にはなりにくいのです。しかし、公衆トイレの便座やタオルに体液が付着していないとも限らないので、注意する必要があります。また、人によって感染するリスクが高くなることをよく覚えておきましょう。

特に25歳以下の若い女性は、この性感染症にかかるリスクが高くなりますし、セックスする相手が多い場合も感染リスクが非常に高くなります。クラミジア感染症が怖いのが、目立った症状が表れにくいことと、症状が出てきてもそれに気が付きにくいことです。

また、そもそも心当たりないというケースも少なくありません。感染に気が付かずにセックスを続けていると、大勢の人に原因菌を無症候性感染で広げることになってしまうので注意が必要です。無症候性感染者とならないよう、不安があればすぐ検査しましょう。