薬を飲む男性

クラミジア感染症とは、トラコチマスやクラミジアなどの細菌に感染することで起こる性感染症です。主な感染場所としては、尿道、子宮頚部、直腸などが知られています。感染したときは、普段とは異なる症状が出てくるので、そのときは速やかに検査するのがおすすめです。

膣からの分泌物がいつもと違う感じがする、排尿時に痛みを感じるといった症状が出てきますが、そのまま放置してしまうと、特に女性に後々大きな影響が現れます。不妊症や流産といった妊娠時のリスクが高くなってしまうので、早めに検査して適切な治療を受けることが求められるのです。感染経路や検査方法などについて詳しく紹介していきます。

病院やクリニックで検査するのが一般的

クラミジアに感染しているかどうかのチェックは、クリニックや病院で受けるのが一般的です。男女ともにかかるリスクがあるので、どちらもチェックが必要になります。また、基本的に自然治癒することはないので、病院でしっかりとチェックを受けて、早めに治療することが求められます。

チェックの結果はだいたい2から4日で判明しますが、クリニックや病院によっては即日で結果が出るケースもあるようです。感染していることを自覚しないまま、大勢の人と性交渉を持ってしまうと、自分では気が付かないうちに大勢の人に菌を広げてしまうことになってしまいます。そこで、自覚症状をよく理解しておき、自覚症状が見られたら、早めにチェックを受けることが大切です。男性が感染した場合、平均で1~3週間の潜伏期間を経た後に自覚症状がみられるようになります。

しかし、厄介な点は、自覚症状が表れにくいことです。約半数の男性が感染しても自覚症状がないと言われています。この性感染症は性交渉によって起こることがほとんどなので、尿道に感染しておしっこのときに痛みを感じることが多いようです。

女性の場合も自覚症状が表れにくく、無症状の割合は7割~8割と男性よりも多いのが特徴です。感染によって出てくる主な症状は、下腹部痛や排尿痛などの痛みや、おりものの異常です。症状が進んでくると骨盤腹膜炎にかかったり、肝臓周辺に炎症が起こったりすることもあります。

病院やクリニックで行うチェックは、男性の場合は尿道に感染することが多いので尿検査を実施します。女性は、主に子宮頸管に感染することが多いので、子宮頸管の分泌物を採取してチェックします。また、オーラルセックスを行って感染した場合は、咽頭部分に菌が感染しているかどうかを調べます。咽頭部分をチェックする方法には、スワブ法とうがい液法の2通りがあります。

前者は喉の奥に綿棒を入れてその細胞を取るので、検査を受けている人は苦しい思いをするかもしれません。うがい液法はうがいをしてその時に出した液から菌の有無をチェックします。うがい液法のほうが患者さんへの負担が少なく、しかも菌の検出率も高いのでうがい液を選択するのがおすすめです。万が一感染が確認された場合は、早めに治療を受けましょう。

自宅で検査キットを使う方法も

クラミジアに感染しているかもと不安になっても、病院に行くのは勇気がいります。感染場所はデリケートな部分が多いので、病院に行って診てもらうのが恥ずかしいからです。

しかし、放っておいても治るものではなく、特に女性の場合は妊娠機能の異常をきたす確率が高くなるので早期発見・早期治療が必要になるのです。感染が疑われたときは、自宅で行える検査方法もあります。専用の検査キットが販売されているので、それを使ってチェックができます。キットには男性用と女性用があります。

自宅でチェックを行い感染の疑いが強くなったときは、病院に行って治療を受けることをおすすめします。チェック方法は、膣や陰部からの抽出物を採取して、それを指定された場所に郵送で送るだけで結果が分かる仕組みとなっています。

自宅で行えるキットでは、クラミジア感染症だけでなくトリコモナスやカンジダ、淋病といった一般的な性病全部をチェックすることができるのです。性感染症を引き起こす原因菌は1つだけではないので、幅広くチェックを行ってもらえた方が、さまざまな感染症のリスクに対応できて助かります。

自宅でチェックを行うときは、適切に分泌物を採取できるかが不安になるでしょう。キットには詳しい説明書が書かれているので、初めての方でも採取しやすくなっています。また、万が一採取に失敗してしまった場合でも、費用について心配する必要はありません。基本的に費用無料で採り直し用のキットを郵送してくれるので、安心して利用できます。また、採取したものを送るときの送料も含まれているので、新たに郵送費用を支払うこともありません。

検査キットのサービスを提供している会社では、自社検査を行っているので結果がわかるのも即日です。最短で翌日のお昼頃には結果が出ているので、早く結果を知りたい人にもおすすめです。検査所には臨床技師が常駐しているため、電話やメールにて検査キットの使い方や結果などについて直接相談できるのもうれしい点です。

キットでは、咽頭クラミジアや咽頭淋病、HIV、梅毒といったさまざまな性病のチェックを自宅でできるタイプも販売されています。性交渉後に感染症が心配になったときや定期的にチェックするときは、自宅で行うキットなら手軽に利用できます。

検査をせず放っておくと・・・

性病に感染したかもしれないと思っても、恥ずかしくてなかなか病院に行けないものです。しばらく時間が経って、症状が落ち着いてきたら、もう治ったのだと思ってしまうでしょう。症状が落ち着いてきたとしても、そのまま放っておくのはおすすめできません。

まず、覚えておきたいのがクラミジアは自然治癒しない感染症だということです。しかし、症状が落ち着いて来れば誰もが自然治癒したと勘違いしてしまうでしょう。自然に治ったと思われたのには、恐らく別の要因が関係しています。

性病の治療には抗生物質が処方されることがあります。風邪を引いたり、他の病気に感染したりしたときに処方された抗生物質が、性感染症の原因菌にも働きかけてくれて、運よく治ったと考えられます。

抗生物質には主にジスロマックが多く用いられますが、少しでも治療薬代を抑えたいのであればジスロマックのジェネリックであるアジーがよいかもしれません。

一般的にな治療薬は病院で処方されますが、行く暇がない性病で恥ずかしくて受診できないという方、再発した時のためにと思う方は、アジーを事前に通販で用意しておくとよいでしょう。

これは、本人が治療を行っていないと思っていても、実は他の病気の治療がクラミジア感染症にも効いたのです。その事実に気が付かないまま過ごしていると、再度感染してもまた自然に治ると思ってしまうので、大変危険です。

この性感染症を放置しておくとさまざまなリスクが高くなります。まず、HIVに感染するリスクも、クラミジアに感染していない人と比べて感染率が3から5倍にも高くなるのです。男性の場合、適切な治療を受けずに放置すると、前立腺炎や精巣上体炎など、より深刻な病気を引き起こしてしまう恐れがあります。

また、女性で妊娠を将来的に考えている人は、特に危機意識を持った方がいいと言えるでしょう。なぜなら、クラミジアは子宮にも感染する細菌だからです。治療せずに放置していると、子宮から卵管に感染が進行してしまって、子宮頸菅炎や卵管炎を発症し、やがては卵管の詰まりを起こすようになります。

卵管が詰まれば排卵しても卵子が子宮内にやってきた精子と出会うことができず、妊娠には至らなくなってしまいます。そのため、妊娠を望んでもそれが叶わない不妊になりやすいのです。この性感染症で何より怖いところは、感染してもその症状に気が付きにくいことです。

そのため、気が付かないうちに感染してしまっている人が少なくないと言われています。治療自体はそれほど難しいものではなく、投薬治療がほとんどです。自分の体を健康に保つためにも、将来の妊娠のためにも定期的にチェックすることを強くおすすめします。